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大和工房の雪駄を日々ご着用いただいている大西先生にお話を伺いました

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弊社の相談役である大西内科医院の大西先生に、普段の生活に取り入れている『雪駄の履き方』についてお話を伺いました。

~大西先生のご紹介~
奈良市あやめ池にある大西内科医院の院長である、大西 利明先生。
認定内科医、元総合臨床内科専門医、糖尿病学会専門医、リウマチ学会専門医であり、特に糖尿病、リウマチの治療に力を注いでいらっしゃいます。

現在は大和工房の雪駄を履いて毎日診療されている大西先生ですが、ご自身が椎間板ヘルニアを患われた際、膝から下に麻痺症状があり、尖足(せんそく)に悩まれていました。

尖足(せんそく)とは、足の変形の一種で、つま先立ちのような足の形になってしまい、立ったり歩いたりする際にかかとが床に着かない状態のことです。

足の悩みを解消するため、色々と調べられた際に「鼻緒のある履物」を見つけられ、その後ご自身で様々な履物を試された結果、現在は大和工房の畳天板&EVAソフト底の雪駄を診察中のみならず、屋内・屋外でも履いてみて、日々その効果を検証されているそうです。
ご自身の実体験も含め、ご来院されているリウマチでお悩みの患者様にも「鼻緒のある履物」を推奨されています。

Q.
何故、1年を通して「畳天板」の雪駄をご愛用いただいているのでしょうか?

A.
畳天板の良さとして、春夏は放熱・吸湿効果があり、秋冬には畳の保温効果のおかげで年中快適なためです。
また、畳の横の目に対して、足指を擦って動かすことで血流が良くなり、温かく感じる効果を実感できます。

ご自身で、畳の目を使った足指のトレーニングも考案されたそうです。
足指の間を広げることは、足の冷え・むくみ改善、疲労回復、姿勢改善、外反母趾・内反小趾予防など、様々な効果のあるストレッチとしても知られています。

ここで、大西先生に普段履いている様子を撮影させていただきました。

Q.
先生、先緒(さっきょ:指を挟む部分)の位置が親指と人差し指の間ではないように見えるのですが?

A.
はい。
通常の履き方である親指と人差し指の間以外にも、1日のうちに何度か、違う指の間にも先緒を当てることで刺激を与えるようにしています。


すべての足指の間に刺激を与えるために、あえて左足用の雪駄を右足に履いている様子

大西先生は足の指を動かしたり、足指の間に刺激を与えることで、足指の感覚を取り戻し、足の筋肉を鍛え、足のアーチ崩れを回復し、血行を良くすることで膝痛・腰痛の改善にも取り組まれていらっしゃるそうです。

足元からくる不調にお悩みの方は、是非一度「鼻緒のある履物」をお試しになってみてはいかがでしょうか。

大西内科医院

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